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リハビリの話9〈鍼灸治療ってなんだろう〉
- 2020年01月16日
- 私たちの体は、病気やケガなどを治そうとする「自然治癒力」が備わっています。
分かりやすく例えると私たちは怪我をすると、身体は「壊れてしまった」と認識し、その場所に修理担当班が急行してカサブタができ自然に治っていきます。大小の差はあるとしてもすべての人に備わっている仕組みです。鍼も同じようなことが起きます。皮膚に鍼を刺すと、その刺激によって身体は「壊された」と認識します。すると、壊れた組織を修復しようと白血球が集まって働き、同時に皮膚を保護するために、コラーゲンやセラミドなど、皮膚にとって大切な成分をも積極的に生成する働きが起こります。このような自然治癒力によって新陳代謝が活発になること、血行がよくなることなどにより、改善につながります。
鍼灸はニ千年来の経験で、より効果が期待される場所をツボ(経穴)としています。そのツボを、鍼や灸で刺激することで心身の不調を改善します。それが「鍼灸」です。
NIH(米国国立衛生研究所)により、鍼灸治療が以下の病気の治療に有効であるという発表がありました。
~鍼灸治療による有効性が認められる病気~
婦人科の病気
生理痛、月経不順、不妊、冷え性、更年期障害、乳腺炎
消化器の病気
便秘、下痢、消化不良、胃酸過多、肝機能障害、胃腸潰瘍
呼吸器の病気
風邪、気管支炎、喘息
神経の病気
頭痛、めまい、不眠、自律神経失調症、神経痛、けいれん、脳卒中後遺症
運動器の病気
腰痛、関節炎、リウマチ、五十肩、腱鞘炎、外傷の後遺症(打撲、骨折、ねんざ、むちうち)
代謝内分泌の病気
貧血、糖尿病、バセドウ病、痛風
循環器の病気
高血圧、低血圧、動悸、息切れ、動脈硬化
など
大門地はビリ&ケアビレッジでは、鍼灸師が常勤し利用者様の要望によりサービス提供しています。